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やばいだろ、これは。
いそいで逆方向へ走る。
しばらく走ると向こうに黒い物体が見えた。
・・・汗
アレと呼ばれるもの、らしかった
この廊下・・・
円形だ・・・
今気がついた。
やばい。あるいみ袋小路だ。
と、とにかく戻ろう。
白い廊下の床には何重にもなめくじがとおったかのような足跡がついていた。
ただもどってもだめだ。よく注意していかないと・・・
はやる気持ちを抑えながら周りを見渡す。
なにもない。延々と白い廊下が続いている。
・・・またアレがいる。
・・・ふと気になって、壁に印をつけた。
傷がついてもだれも怒らないし。
また戻る。アレの手前まできてきびすを返す
予測通り、印とアレの位置はまったく(おそらくだが)かわっていなかった。
主人公「あいつどけたらなんかあるんじゃないか?」
アモン「そうだな」
どうやったらどけれるか。
やはり音かな。
わっ!っと叫んでみた。変化なし・・・
うーん。
その時だ。
巨大ナメクジが動きだし・・・
わあああああっ
ナメクジはすごい勢いで突進して壁にめり込んだ。
50m近くあった距離はわずか二秒で縮まった。
なめくじとは大違いだ
急いで反対側へ走った。
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