部屋。

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主人公「ああああれってぇ!ああありかよおおお!」 錯乱してる。俺。 アモン「アレは早いし痛いんだよ」 主人公「さきにいえよおお!」 後ろのナメクジが動き出す。 多少ダメージがあったのか、動きは鈍い。といっても俺より早いし危ないが。 アモン「きかなかったから。」 ・・・。これでなにもなかったら終わりか・・・人生短かったな・・・ しばらく走ると穴があった。 急いではいる。 ナメクジは入りたがったが、穴はナメクジにとって小さすぎて入れなかった。 主人公「はあはあ・・・ナメクジめ」 アモン「アレ、はなめくじじゃないよ。塩をかけても小さくならない。」 ・・・。アモンは至ってまじめだ。こっちから聞いてないのに。 主人公「聞いてないよ?」 アモン「知りたそうにしてたから」 ・・・。もういい。 短い廊下の先の部屋は書斎みたいだった。 机の上に銃がある。 ブローバック式のハンドガンみたいだった。 上にメモがのっている。 「この銃は獣。獣は銃の掟に従って、なにも知らないあなたを喰い殺す。あなたは知りなさい。銃の掟を。」 謎解きか。つまりこのまま触ると死ぬわけね。 銃の掟か・・・ 本を探してみた。 ・・・ないな
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