0人が本棚に入れています
本棚に追加
僕は最悪な歯車をはめてしまった
1度動きだしたこの歯車は
もう誰にも止められない…
最期まで回そうと思う
どんどん加速してゆく
歯車が止まるときは
僕が死ぬとき
全てを打ち明けたとき
時の流れに逆らい
僕の心臓と共に遅くなる…
完全に止まったその時
僕はいなくなる
時が止まることは無い
僕の心臓が止まっても
時は
何もなかったかのように
進み続ける
次に歯車をはめるのは
どんな人なんだろう…
最初のコメントを投稿しよう!