温雪

4/7
前へ
/16ページ
次へ
赤いオッサンは本当に不思議だった… むしろキモかった… 俺「…昨日からって何してんすか?」 オッサン「あぁ…煙草吸いてぇ…赤ラーク…」 少し巻き舌気味に言った …………………………… …………………………… えっ?シカト!? しかも何故巻き舌(´Д`)!? 俺はそれでも恐る恐る話を続けた 俺「…俺もちょうど赤ラークなんで…いります?」 そう言ってタバコを渡した瞬間だった!! オッサン「ロングのがお得だろうがぁっ!!!!」 ――何ギレ!? 訳も分からなくなり激しい恐怖感から俺はその場から逃げ出した!!! ――何分位走ったんだろぅ… かなり走ってから後ろを振り返ると――― オッサンが全速力で追い掛けてきてる!!! …めっちゃ速い!!! …しかも顔が本気だ… …走り方もかなりムカつく 俺「ちょっ!タイム!! タイムっ!!!」 激しく息を切らしたオッサンは… 「ハァハァ… ゼィ…俺は… 学生の頃…シンバル担当だったんだよ…」 …吹奏楽部(´Д`)!?
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加