9人が本棚に入れています
本棚に追加
赤いオッサンは本当に不思議だった…
むしろキモかった…
俺「…昨日からって何してんすか?」
オッサン「あぁ…煙草吸いてぇ…赤ラーク…」
少し巻き舌気味に言った
……………………………
……………………………
えっ?シカト!?
しかも何故巻き舌(´Д`)!?
俺はそれでも恐る恐る話を続けた
俺「…俺もちょうど赤ラークなんで…いります?」
そう言ってタバコを渡した瞬間だった!!
オッサン「ロングのがお得だろうがぁっ!!!!」
――何ギレ!?
訳も分からなくなり激しい恐怖感から俺はその場から逃げ出した!!!
――何分位走ったんだろぅ…
かなり走ってから後ろを振り返ると―――
オッサンが全速力で追い掛けてきてる!!!
…めっちゃ速い!!!
…しかも顔が本気だ…
…走り方もかなりムカつく
俺「ちょっ!タイム!!
タイムっ!!!」
激しく息を切らしたオッサンは…
「ハァハァ…
ゼィ…俺は…
学生の頃…シンバル担当だったんだよ…」
…吹奏楽部(´Д`)!?
最初のコメントを投稿しよう!