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その夜だった…
剛『なんだろうな…この胸にひっかかるのは…まだ病院面会時間だよな…見にいくか』
剛は病院に向かった
剛『ついた…あれ病室が真っ暗だ。寝たのかな?』
剛は静かに扉をあけた… 剛『やっぱ寝てる』と感じ扉を全開にしようとした時だった
浩二『う…』剛『やべ、起こしたかな』とよくみると浩二の上に白装束の小さい老婆が座って何かを問いかけてる…剛は耳をすました剛『何を言ってる…』
老婆『……行かんかぇ』
剛『行かんかぇ?』もっと耳をすます
老婆『一緒に…行かんかぇ』
剛『どこに行くつもりだ?』
老婆『一緒に霊安室に行かんかぇ?』
剛『やばい、返事をまっている』と感じた瞬間扉を無意識に全開にした。すると老婆は悔しそうな顔をして消えた…
剛『おい、浩二⁉起きろ』浩二『…なんだよ…』
剛『お前いま行かんかぇとか聞かれてなかったか』
浩二『…なんでしってんだよ?』
剛『やっぱりか…いいか明日でも病室変えてもらえ。』
浩二『?』
剛『いいから命がほしければいう通りにしろ』
浩二『わかったよ』
剛は帰りにNSに聞いてみたするとやはりあの病室には家族の迎えもなく亡くなっていた老婆がいたということだった…きっと一人では寂しくて誰かを誘っていたのだろう。きっと今も…
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