0人が本棚に入れています
本棚に追加
それから二週間が経った。
絵描き「よし!!完成だ!
ナイト!見ろよ完成したぞ!」
ナイト「ニャ~~」
絵描きもナイトも嬉しそうだった。
その晩絵描きが寝ようとした時だった。
絵描き「ウッ!!ゴホッ、ゴホッ!!
……ナ…イト。
僕はもうだめみたいだ…。
窓を開けておくから好きな所にお行き。」
しかし、ナイトは絵描きの側から離れようとしなかった。
絵描き「そうか…。僕の側にいてくれるんだね。
僕はそろそろ寝るよ凄く眠くなってきたんだ…。」
ナイト「ニャ~」
絵描きとナイトは深い眠りについた。
次の日の朝、絵描きは亡くなっていた。
ナイトは絵描きが亡くなっているのを気づいていないのか必死に絵描きを起こそうと顔を舐めていた。
来る日も来る日もナイトは絵描きを起こそうと顔を舐めていた。
そして一週間が経った。
その日からナイトは絵描きを起こそうとしなくなった。
そして、ナイトも絵描きの傍らで深い眠りについた。
絵描きと一緒の深い眠りに…。
最初のコメントを投稿しよう!