プロローグ
3/4
読書設定
目次
前へ
/
184ページ
次へ
「ああ、ああ、なれるよ! お前なら必ずなれるよ! 俺以上の天使に! 必ず、必ずなれる、良隆!」 青年の声はもう少年には届かない。 けれど、青年は声の限り叫ぶ。 たとえ自分の声が少年に届かないとしても、たとえ自分の声に少年が二度と答えてくれないとしても、そう叫んでないと自分が崩れそうになってしまう。 もう二度と前を向いて歩いていけそうになくなってしまう。そんな気がしたのだ。
/
184ページ
最初のコメントを投稿しよう!
76人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!