あとがき ‐Final‐

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あとがき ‐Final‐

 この度は【Ring of】Final Story‐神と星‐をお読み下さりありがとうございます。最初の一文字を書き始めてから約五年、ようやく終わりました。ここまで読んで下さった方が一体どれほどいらっしゃるのか、二桁いかないんじゃないかと思っていますが。  私は『輪』というものを、つながりの象徴としてこの物語中で使っています。この物語には様々な輪があります。最初は神の指輪に始まり、仲間の輪ができ、第二部でその輪はさらに広がります。大きな人の輪の中に、ウィンデス達やオーヴァロン達など、別の輪もあります。結婚指輪なんかも出てきましたね。これも二人のつながりを表すものなんじゃないかなぁと思います。第三部にて、神の輪が現れます。そして最後はやはり生命の輪、人の輪に戻ります。無理矢理なところもありますけどね。  この第三部ですが、七割がたバトルですね。なんだか自分で書いててヒートアップしてしまいまして。少ないバトル以外の場面には、キャラクター達の個性が凝縮されている(はず)ので、ぜひその辺りも楽しんでいただけたらと、なぜか後書きで言っております。  これからも小説は書いていこうと思っております。書きたいアイディアが多く、それぞれ大雑把な構想もあるんですが、何から書こうか迷っています。またファンタジーになりそうですが、一番規模の大きな作品がこの【Ring of】なので、迫力でこの作品に劣らないよう頑張りたいところです。  この作品のキャラクターで学園とか考えたらまた一人で楽しくなっちゃいましたが、要するに私は、この作品の終わることが名残惜しく寂しいのです。私が自信を持って言えるのはまさに、自分の作品が大好きだということです。我が子のようなものですね。どんな作品であれ、産みの親がそれを好きでなければ、きっと素晴らしい作品とは言えないのかなぁと思います。なんて、素人の言うことではないですかね。  とにもかくにも、この作品はこれでお終いです。改めてお礼申し上げます。この作品をお読みいただき、本当にありがとうございました!
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