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「じゃあそろそろ帰るか❗」
アキはそう言いながら立ち、岩場をピョンピョン跳んで行った
「あきずるいー❗私たちも行くよッ咲姫❗」
「ちょ、ちょっと待ってよ有樹ー」
咲姫と有樹もアキに続いて行った
そして、3人が歩道の上に立つと、僕と真帆がいる方向を向いて大きく手を振った
「ヒロー❗真帆ー❗早く来いよー‼」
「早く来ないと先に行っちゃうよー‼」
「ハァーイ❗じゃ、私たちも行こっか」
「あぁ。真帆先に行っていいよ」
「うんッ。ちゃんと後に付いてきてよッ」
「わかってるよ」
真帆も軽々と岩場を跳んで行った
「さすが陸上選手…ッてあいつは一応短距離走者か…」
そして、僕も真帆を追うために岩場を越える-…
その瞬間だった
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