新入生洗礼

3/8
前へ
/87ページ
次へ
ケィが授業を除いて5日ぶりに口をひらいた 「誠桜お前だけこい」 誠桜は、ケィのもとへ駆け寄った 「なんか用っスか?」 「明日は、洗礼の日だ。去年の悔しさ込めてあの板に投げてくれ。これが打席でのせんれいだ。終わり次第僕があきるまで無限ノックで新入生イジメるから」 ケィは、どことなく楽しそうに怖いことをサラリといった 「わかりました。明日お互い楽しみましょう」 2人は、不気味な笑顔を浮かべながら練習に戻った 黒絽は、誠桜が戻ってきたのを見て固まった 「あの渋木さん顔コワイッス」 「あぁ、スマン明日洗礼の日だから楽しみで楽しみで」 黒絽は、春休みの間に無限ノックを受けている。 黒絽にあの恐怖が蘇った 「きたヤツ半分辞めますねきっと」 ソレを聞いた誠桜は、笑いながらいった 「洗礼をするのは、根性のないヤツを辞めさせるのが目的だ」 黒絽は、心の中で思った 「あれは、殺意しかないだろ。俺なんか終わったあと白目向いて気絶したらしいじゃないか。渋木さん、しかも主人公なのにこのページまで一言も話してないじゃないですか」 黒絽が心で叫び終わると誠桜は、黒絽に行った 「黒絽、今日は、終わりみたいだ」 そういうと誠桜は、マネージャーのいるとこまで走っていった
/87ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加