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すると無毛は、足元でなにかがズボンを引っ張たのに気がついた
「なんでこんなところにリスザルがってかカワイイなコイツ」
無毛がそのリスザルを抱き上げると児玉は、話をかえリスザルの名前をいった
「そのリスザルの名ン前は、チッチニャーだ。女子マネの奥ヶ原 真雪(おくがはら まゆき)のペットでいンつも学校にいるんだよ」
「へー。あっ児玉さん二人来ましたよ」
「ンおー。二人きたな。あンの楽しそうな方が渋木 誠桜だ。ンであンの豆(チビ)は、神崎 黒絽(かんざき くろろ)だ。1年レギュラーで捕手、一番のバッティングセンスの持ち主であんな豆だがホームランをパカパカ打ちやがンだよ」
「あんな豆なのにですか」
「あんな豆だけなのにだぁ。さンらにヤツしか渋木の球取れないンだぁよ」
「ほー。神崎ってさっき投手にいましたよね?」
「ヤツは、神崎 白人の弟だかンな。」
「そういえば神崎 白人ってさっきの話続きでしたね」
「あぁ…そうだったな…」
「児玉さん?」
児玉は、あまり話たくなさそうに話だした
「神崎 白人は、殺されたんだよ」
「えっ…」
「その日は、甲子園出場が決まった日だった。その夜祝勝会と甲子園優勝に向けて頑張りましょう会の帰りだった」
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