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「神崎は、その帰りにひったくりを見つけ犯人を取り押さえた。だが犯人は、もっていたサバイバルナイフで神崎の腹部を5回ほど刺し逃走を図ったが被害者が呼んだ警官に取り押さえられた。救急車がきた時には、神崎は、もう死んでいた。そして神崎の側には、白い紙に血で「誠桜、お前に託した」と書いてあったそうだ。神崎は、死にショックから立ち直れなかった奴等は、1回戦で負けて帰ってきた。とくに渋木は、ボロボロだった。神崎が、死んだ次の日、雨の中、事件現場で1日じゅうつったってた。ヤツを立ち直らせたのは、神崎が血で書いた手紙と黒絽だった。黒絽が渋木に向かって『渋木さん。来年は、俺がアンタの球とるんっスから』と一言だけな」
児玉は、話おわるとしんみりした空気をかうたいがごとく選手の話をしだした
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