最高の投手

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「あそこで騒ぎちらかしてるのが小沢 着次(こざわ ちゃくじ)だ通称ガムテープ36式つうんだが足が速い以外は、ヘタクソの極みだ」 無毛は、思った 「なんか親近感わくなガムテープ36式」 「変なヤツだがヤツのおかげで明るいチームに戻ったといってもいい」 無毛は、児玉に質問した 「彼のおかげで明るいチームってどういうことですか?」 児玉は、こたえた 「ヤツいわくオメガポジティブシンキングらしい」 無毛は、思った 「お前は、いいヤツだなガムテープ36式」 すると気品がありながらも幼い女の声がグランドに響いた 「みなさ~ん。おにぎりの時間ですよ~」 無毛は、児玉にたずねた 「児玉さんあのカンワァイイ女の子誰ですか?」 児玉は、答えた 「あれがさっきいってた奥ヶ原 真雪だ。」 「チッチニャーお前の飼い主カワイイな」 無毛は、チッチニャーをまだ抱いていた 「彼女は、みんなからおまゆって呼ばれてンだ。後で俺にもおにぎりもって来てくれるぞ」 そんな話をしているとおまゆは、児玉におにぎりをもってきた 「児玉さ~んおにぎりですよ~」 「いつもありがとな。ついでにコイツは、新しい俺のアシスタント兼カメラマンだ」 おまゆが挨拶をしようとした瞬間ショートヘアの似合う少女が走ってきておまゆをつかんだ 「おまゆセンパイ監督が呼んでます。」 「ハルちゃんありがとね。いまいくから待っ」 おまゆが話してる途中で少女は、ダッシュでおまゆを連れ去った するとおまゆは、大きい声で 「児玉さん。蛛羅々様にお供えお願いします」 といった 蛛羅々とは、土地特有の精霊である 「無毛変えるぞ」 「はい」 記者二人は、引きあげてった
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