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優姫が裏庭に着くと、そこにはすでに先客がいた。
優「Σげっ!!」
急いで近くの茂みにしゃがみ込む。不本意だが、こういう時小さい身体は便利である。
優姫は茂みから盗み見るように、少しだけ顔を出した。
優「なんで魔ぉ…じゃなくて、安田が裏庭に？」
そう、今もっとも会いたくない人Ｎｏ．１。
うわーーぁ。
魔王、背高ェ…。
しゃがんだから余計に
高く見えるよυ
てか恐ｯ！;;;
あれ？
あの足元にいるのは…υ
優姫が上下にずらした視線の先にいたのは、昼休みに一緒に遊ぶノラ猫。
えっ！？
なんでそこにいる訳!?!?
まさか……υ
安田、猫苛めてないよね？
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