2005/09/03

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    知ってる声がした。 思い出していた 言葉が聞こえた。 顔を上げてみる。 太陽がこっち向きだから 滅茶苦茶眩しい。 けど…目の前には…   「久しぶり。」   目の前には幸都が居た。 そんな訳ない!! 絶対有り得ない!!   そう思ってパンを 思いっ切り頬張る。   ゲホッ ゲホッ!!   案の定噎せた。   「ぉ前変わってねぇなぁ~。」   トンッ トンッ 幸都は背中を優しく 叩いてくれた。 そのリズムが心地良かった。   「―幸都―…?」 「ん―?」 「…幸都だぁ…」 「…はぁ!?なんだぉ前ッ」 「何でここに―…?」 「そりゃ~…今日は…」 「え??」 「いや…俺ん家の近くだし。」 「…そっかぁ~。」 「……俺ん家来る?」 「ん―…」    
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