生徒会長

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「な・・・っ」 隣にいる梶谷は、突然の我が校現生徒会長のド派手な出現に、口をあんぐり開けている。 他の生徒たちも茫然として、相馬シュウを見つめている。 相馬はというと・・・ 「はぁー・・・ゼー・・ハァアー・・・」 この教室まで全力で走ってきたのだろう。 膝に手をおき、前かがみになりながら、肩で大きく息をしている。 目も虚ろで、かなりの疲労が見て取れる。
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