恋愛体質

明らかな変化と初彼（？）

ストパーは大成功だった。授業の移動教室で他のクラスの廊下を通るたびに私も声をかけられるようになった。
まさに優越感。化粧もさっそくするようにした。 Mちゃんが今時の目黒でギャルなら私は持って生まれたこの色白さと清楚な感じで勝負しようと思った。
MちゃんとSと三人でいるときも私が声をかけられた。
私は本当に小さな人間だった。女の価値は外見できまるわけがないのに、あの頃は常に意識は外見にあった。
それからというもの、Mちゃんは私から何となく離れていき私はSとつるむ様になってた。