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全くの【無】の世界
漆黒の、闇の中から
なにかが生まれる…
繰り返す毎日に
消えゆくモノと、生まれるモノ
その中で、みんな必死に生きている
虚しくても
寂しくても
何事も、なかったかのように……
どうしても、拭えない
『なんのための、毎日なの?』
いつも紙一重で頭をかすめる
その意義を考える
でも、俺は頭が弱いから
ちっとも分からない
誰しも、見えないなにかと闘っている
炎が消えるまで
嫌というほど、傷つき続ける
終わらない戦いに
理由などない、戦いに……
それは、【無】からのはじまり
疑問だらけの過程に
手向けの花を……
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