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「やっぱり最初は主人公だよな」
「その主人公が一番特徴無いって噂よ。超神化もある意味、王道だし」
「軽く傷付くよ……。っていうか、超神化が無かったら総合戦闘力『B』なのかよ! ま、まあ、超神化後は俺が最強だろ……」
「『X』じゃないから違うわね。ところで、超神化後の星命力取込って、かなり危険だよね。私、もうその力は使ってほしくないわ……」
「確かに危険だな。エリンが星命力で大変な目にあったらしいし。かなり咄嗟に思い付いたことだったから、流石にもう使わないさ。……たぶん」
「アレンって来年で二十歳になるよね。成人式はファレンシアで?」
「こらこらコラコラ。そういう現実的なことを言っちゃダメだって。この世界では大人子供の区別があんまり厳しくなくて、何をしていいとかダメだとかの決まりがほとんど無い。飲酒や煙草くらいだな、年齢制限があるのは」
「知っててお酒飲んだのね、一年前」
「はうっ、そこ思い出すか? だ、大丈夫だって。もう飲まないから」
“っていうか、もし間違ってアテナに飲まれたら大変だし……”
「何よ」
「何でもない。さあ、次行こうぜ」
【顔面アップ】
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