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妹が帰ってからなんだかすごく寂しくなってしまった。
1人が好きだなんて言ってるけど本当は1人は大嫌い。
時計に目をやるともう深夜11時をさしていた。
「バイト休み…無駄に過ごしちゃったなぁ…。」
妹と会ってすごく嬉しかったけど夜はなんだか無意味だった。
「さくら…。」
わたしは自分自身が制御したわけではない言葉を発した。
「あのさくらの木…久しぶりに見てみたいな…。」
わたしは立ち上がり服も着替えず家を出た。
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