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ユキの墓前に着き、3人は荷物を置いた……
『綺麗だな……やっぱり来たのか……』
『だろうな。線香やるか』
3人は線香をあげた……
いろいろと話し、カズとユウヤは帰る準備をした……
『そろそろ行くか?』
とユウヤが竜に聞いた。
『後から行くから先に行ってて!』
と言うと竜は線香に火をつけた。
そして、バラを線香と一緒に添えた……
『…なぁ、ユキ……バラの花言葉くらい知ってるよな?……ユキ……俺、また彼女できたよ……とても嫉妬深くて、でも可愛くて、束縛も激しくて……でも、ユキの面影を見た……でもユキじゃないんだ。お前も、いつまでも未練持たれちゃ嫌だろ?
だから、これが最後……ありがとな……今まで……今は今の彼女が好きだから、この辺にしとくよ。じゃあな……』
そして竜はユウヤとカズと一緒に帰った…。
もちろん、バンドも解散。みんな集まることはもうないだろう……
ありがとう、ユウヤ
ありがとう、カズ
ありがとう、ユキ
そしてさよなら……最高の親友達……
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