トラック野郎は時間が勝負

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この書を関係官庁の方が読まれる可能性は0%に近く低いだろうが 敢えて読まれる事を想定して書かせて頂くなら 我々トラック野郎の実務状況は これから書く通りです。 つい先だって 某有名宅配業者が残業代未払いでマスコミに叩かれました。 読者の方もご記憶に新しいと思いますが… 車載器端末の休憩時間が一時間区切りで それ以下(例えば10分)でも一時間とカウントされてしまうのです。 実際にその大手宅配業者のドライバーは一時間の休憩などとれていないのです。 大手ですらそうなのですから 我々 小さな会社のトラック野郎は労働基準法など 守れるはずがありません。 4時間走って30分の休憩。 1日8時間勤務。 単純に考えて下さい。 静岡を朝4時に出発したトラック野郎が4時間走って神奈川県で30分休憩、 また 2時間後、東京の配達先に到達。 卸し作業で2時間!ここで30分休憩をとり、 さて帰りの荷物を積みに茨城県に3時間走行、 積み込みに2時間要したとして、この時点で既に14時間労働!!茨城県で積んだ荷物は翌朝までに静岡に必着は当たり前です。 2日間で24時間労働です。 勿論 静岡で荷物を卸した後も走るワケです。
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