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と…。
ある時、正運転手が長い運転に疲れたのか 二日酔いで眠かったのか
『おい!!ピン太郎(当時新人だった私のあだ名ピンからキリまでのピンの意)俺は寝るからお前、運転代われ!!』
17才で普通車の免許証すら持ってない私が この化け物を運転?
無理!!と思いましたが、そこは『夢』の為には努力を惜しまない 努力家です!
また 疲れて眠い正運転手を気遣う優しい 青年です。
意を決してハンドルを握りました。
これが私の 初のトレーラーデビューです。
そして
無事に宮崎から福岡まで帰って来た事は 言うまでもありません。
それからも 時々 正運転手が酒臭い時には率先して 私がハンドルを握りました。
正運転手が過労・飲酒運転で交通事故を起こすのを未然に防ぐ為です。
無免許ですが仕方の無い事です。
私の『夢』の為ですから。
それから整備と運転技術をマスターした私は 勝手な都合で再び上京!!
特大トレーラーの魅力に取り付かれた私は同じ職種の運送会社に就職。
18才の初夏でした。
何故かこの時 嫁がいました…。
就職はしたものの ヤハリ東京の会社は違います!免許証が無いのでトレーラーには 乗せてもらえず…4㌧車からのスタートです。
トラックも大好きですが 車と名の付くものは
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