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3列 離れたD組の列の 真ん中辺りが 少し ざわついていた
小さい声でよく聞こえなかったが
「臭くない?」
「何か臭うよね?」
そんなような言葉だった
クンクンっと 鼻から空気を吸い込んでみた
言う通り 何か臭う
後ろに立っていた
吉田が
オレの背中をツンツンと つつき
「お前、屁しただろ?」
と ニヤニヤしながら 言ってきた
俺は
「ばーか、してねーよ」
と 小声で答えた
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