第二章

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1日目 今日は会議を行った。 もちろん侵略に関する会議だ。 配下に侵略の旨をつげる。 反対する者はいなかった。 皆も同様の気持ちだったのか。 ん? 違う? 配下の者が言うには。 周りの城や国の人間は『はじまりの城』の人間を差別的な扱いをするらしい。 中には違う国へいき酷い扱いを受けたものも。 もちろん輸出や輸入にしてもだ。 例えば勇者達が仮に高いものを売りにくる。 高い金を出しても売ることはできない。 となると他の国へ売るわけだが買い叩かれる。 そのため国民は貧窮しているらしい。 へ~。 国民の不満はたまっていたわけだ。 それにしても使えねえな、前王。 待ってました、といわんばかり。 会議に出席していたシェーナも尊敬の眼差しで見つめている。 う~ん、何か変な方向へいってしまったが・・。 まあ、いいか。 おわり
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