第二章

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4日目 今日は通路ですれ違う男たちが僕に向かって親指を立てる。 グッジョブ♪ という意味だろうか。 僕、王様だよ? まあ女性陣からは不評だろう。 と、思いきや。 女性の配下からも親指を立てられる。 グッジョブ♪ なぜ? そして理由が分かった。 近衛兵のアベルだ。 童顔の可愛らしい顔つき。 誰よりも一生懸命な。 そんなアベルがメイド服。 そそるらしい。 アベルを呼ぶ。 「御用ですか?」 クビ! おわり
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