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「やぁっっっと終わったァァwwww!!!」
亜凜が両腕を真上へ伸ばして伸びをした。
笑美がバッグをしょいながら亜凜の席に来た。
「ありすー!一緒に帰ろ♪♪」
「うん!!帰るww♪」
亜凜もそそくさと制服の上着を着て、バッグをしょった。
帰り道。歩きながら他愛もない話をしながら帰っていた。
「ねェ、このあと暇??」
笑美が亜凜に聞く。
「うん!平気だよ!」
亜凜が笑顔で笑美に答ええる。
「じゃぁさ、カラオケ行かなぃ?!久しぶりに!!」
「いぃね!!プリクラとかも撮りたいなぁww♪」
「あ、プリクラも久しぶりだょね♪いーね!!じゃぁ帰って準備出来たらそっこーこのマンションの前ね!!」
「うん!!わかった♪
またね~!!」
「ばいばwwぃ♪♪」
笑美と別れた後、亜凜は遊ぶことについて考えていた。
何歌おうかな??
最近忙しくて全然行ってなかったもんな~…
早く歌ってストレス発散したぃなァ……Vv
えへへとにやけながら歩くスピードを速めた。
「よっ♪」
ー?!!ビクッッ
いきなり目の前に現れた少年に体をびくっとこわばらせる亜凜。
ー!!
あの時の……
休み時間に、亜凜のクラスの扉に寄りかかりながらこっちを見つめていた男子だった。
やっぱり名前はわからない。
少年は少しだけ口元をつり上げて言った。
「迎えに来たよ。」
………ー??
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