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ｶﾞﾗｶﾞﾗ――――――…真選組屯所
ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀｯ
土方｢総吾ぉ、てめぇ また仕事サボりやがっ……
なんだその女…？｣
土方は沖田が抱えている少女を指差して言った
沖田｢土方さん、目まで悪くなっちまいやしたかぃ 女でさぁ｣
沖田はニヤッとしながら誤魔化すように返した
土方｢そんなの見りゃわかんだよっ!なんでてめぇが仕事サボって、おまけに女抱えて帰ってきてんだ!｣
沖田｢路地裏で倒れていやした｣
そうしか言いようがなかった
土方｢倒れていやしたって…お前その女どうすんだよ｣
沖田は屯所に入りながら
沖田｢土方さんがそんな冷たい奴だったとは……見損ないやした
服がボロボロでこんな可哀想な少女を見殺しにしろっていうんですかぃ？｣
土方｢んなこたぁ 言ってねぇけどよぉ…ただでさえ、お前が仕事サボってんの上から散々言われてんのに、その上 女拾って来たって知れたら 松平のとっつぁんにどやされんぞ？｣
沖田｢そこが土方さんの腕の見せどころでさぁ｣
土方｢なんで俺なんだよ…｣
沖田｢大丈夫でさぁ 俺が責任取りますんで｣
土方に背中を向けて そう言った
土方｢…近藤さんに言っとけよ｣
沖田｢へーい｣
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