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7人は走り出した朱音に戸惑いながらとにかくついて走る。     「朱音とか言ったよなお前」 「貴様に呼ばれる筋合いは無い」 「ああそうかい。じゃあお前、一つ聞いていいか?」 「……」     答えない朱音に少年は少々苛立ちながら質問をする。     「負けたらどうなるんだ?」 「立ち止まれば分かる…止めたければ止まればいい」 「やだね。三万くれんだろ」 「此処から出れば」     少年は成る程ね、と言って口を閉じた。 一方後ろではもとから走るのが好きではない少女の一人が歩き出した。     「あーめんどくさい。あたし歩いて行くわ」 「じゃあ私も」 「なら私達歩いて行くから先に行っていいよ」     そう言うと女子3人は歩き出した。 朱音はその姿を見てクスリと笑い男子4人と先に走っていった…
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