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少年達と別行動を始めた少女達…
一人の少女が立ち止まった。
「あ~もう飽きたぁ…やめようよ」
「止まったら負けでしょ?行くよ」
二人の少女は先に歩いて行ってしまう。
きっとついて来るだろう、と思ったからだ。
だが…
「ねぇ!ちょっと待って!」
叫び声に後ろを振り向くと少女は手を伸ばし、狼狽えている。
どうしたのだろう、と近寄る二人。
「ユカリ?」
「どうしたの?」
「……けない」
「は?」
動 け な い
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