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 ◇ ◇ ◇   「あ~冷える…」 「何でこんな寒いのにパトロールなんてしなきゃいけねぇんだか」     巡回中の警察官が二人愚痴をこぼしながら夕暮れの道を歩いていた。 人通りの少ない道。 警察官達は前方に少女三人を見つけた。 一人は路上に座り込んでいる。   最近の子供はマナーがなってない、と思いつつ少女らに近付いた。     「ぃ…いやぁああああああ」     少女二人は警察官の姿を見るなり後ずさり逃げ出した。 一方警察官達は顔を見合わせ眉をよせる。     「いや…来ないで」     座り込んでいる少女は先程の二人と同じように顔を青くし、震えている。     「おい、どうしたんだ?」 「いやぁあああ!!やめて!!近寄らないでぇ!」     肩に手を置いたと同時に暴れ狂う少女。 警察官は一歩さがった。     「ぃや、もう嫌…何で私だけ……」     そう言い涙を流した少女はその場に倒れた。        ◇ ◇ ◇
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