桃太郎 Remix

※原文

昔々、あるところにおじいさんとおばあさんが、仲良く暮らしていました。
ある日、おじいさんは山にしばかりに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
おばあさんが洗濯をしていると、川の上の方から大きな桃が流れてきました。

「わあ、なんて大きな桃なんでしょう。
おじいさんは桃が大好きだから、きっと喜ぶでしょう。」と、言いました。

おばあさんは桃を拾い、家へ持って帰りました。
おじいさんと桃を開けてみると、中から赤ちゃんが出てきました。
桃から出てきたので、桃太郎と名前をつけました。
やがて桃太郎は大きくなりました。
その頃、村では、鬼が宝物や食べ物を盗んでは荒らしまわっていました。
そこで、桃太郎は鬼退治に行くことになりました。

おばあさんに作ってもらったきびだんごを持って、桃太郎は鬼ヶ島にでかけました。
途中に、犬が出てきて、その犬が桃太郎に言いました。
「桃太郎さん、どこ行くのですか？」
そしたら桃太郎は「鬼ヶ島に鬼退治に行くんです。」と言い、
犬は、「腰につけたものはなんですか？」と聞きました。
桃太郎は、「きびだんごです。
おばあさんが、作ってくれました。」
そしたら犬は、「お供しますから、ひとつください。」
こうして犬は桃太郎について、鬼ヶ島に向かいました。