転入生

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  1-1に戻った青達。一年は青達3人しかいない。それでも楽しいし、授業もマンツーマンみたいなものだ。   しかし教室には机が4つあった。今までは前に青、優希、優希の後ろに六という並びだったが、六の机の隣、つまり青の後ろに席が増えている。    「なんだ…この席?」   六の疑問をよそに担任の前田が教室に来た。   「さあて、青も六も優希も元気か!?2学期もよろしくな!」    前田の威勢のいい声が響く。   「それとな…全校朝会で校長先生が言っていた『お楽しみ』を教えよう!」   そう言って一度廊下に戻り又来たときには前田の後ろに金髪の女性が。   「さあ!3人とも!新しい仲間のアーセアさんだ!んじゃアーセア、自己紹介を!」   「ア、アーセアトイイマス。フランスカラワケアッテキマシタヨロシクオネガイシマス。」   「よし!席はそこのあいてるところだ!青、優希、六、アーセアと仲良くな!」   びっくりしている青。当然優希も。まさか転入生だなんて。  青の後ろつまり六の隣に座ったアーセア  「トキツクン、ヨロシクオネガイシマスネ。」   「ああ、よろしく。」   握手をした六の顔にいつもの笑顔はなかった。
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