第二章 愛と戯れ

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   「次はシーに行きたいね」  私は元気に言いました  あなたは静かに微笑みました  城の灯りが揺れました  そんな夢を見た朝の  枕は涙で濡れていて  私は独りベッドの中で  絡めた小指を噛みました  さようならと呟きました  そんな日記を見つけた夜に  電話が一本ありました  「ディズニーランドに行かないか」  なんだか私は笑ってしまい  過去の言葉をそっとしまった .
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