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気付けばそこは鳥籠の様な場所だった。
そして目の前には一人の人物が立っていた、その人物は仮面を顔に着けていて素顔は見えなかった。
仮面の人物「ここは普遍的無意識の世界、君は自分の名前を名乗る事が出来るかな?」
仮面の人物の問いかけに青年は答えた。
青年「自分の名前…俺の名前は…桐原翔吾だ!」
仮面の人物は納得したかのように頷いた。
その瞬間…
…チュンチュン、チュンチュン
目が覚めた翔吾の目に映ったのはいつも通りの自分の部屋の天井だった。
翔吾「…夢?」
…にしてはリアルだったな、と翔吾は考えていた。
?「翔~!」
寝起きでポケーっとしていた翔吾を起こしたのは
バタン、と音をたててドアが開いた
?「あっ起きてるなら早く準備しないと遅刻だよ!」
翔吾「おはよう美月」
翔吾の双子の妹の桐原美月だった。
美月「遅刻しちゃうから早くね!」
バタンと音をたててドアが閉まった
いつも通りの日常がそこにあった
だがあの夢はなんだったのだろうか?
その意味が
明らかになる時が迫っていた。
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