✉手紙

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シオーがヌゥピスの家に世話になってから【スティルバス】という紫色のオウムの世話をしている。 いや、実際には世話をされているのは人間であるシオーポッチャー様の方であった。 ヌゥピスは『まずはスティルバスに習え』と言うだけで、シオーは食事の時以外はヌゥピスと殆ど一緒にいる事はなかった。 ヌゥピスは自分を守る‼と言ったのに… シオーは毎回スティルバスに逢う前に溜め息をついてから、玄関手前にある植物園の中に入り、スティルバスを探す。
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