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シオーは基礎の闇の魔法に対する防衛を徹底的に反復して3年生が習う所までこの一ヶ月を一気に学んだ。
まず真っ先に自分の身をとっさに自分で守る為の練習だと分かっていても、シオーはこのスティルバスの行いが、賢者の行いとは思えず、むしろ悪魔になるための修業のように思えた。
スティルバスのクチバシは、樫の木を被せてあり魔力を集める杖と同じようになっている。
それに並の魔法使いでは到底スティルバスのスピードには魔法は当たらない。
シオーにとってスティルバスは挑発以外の何者でもなかった。
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