災難

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雅人は高1の終わりに原付バイクを手に入れた。 高2になっていつも通りにバイクを走らせていると、突然目の前に猫が現れたのを避けたがガードレールにぶつかり、左足を骨折して入院をすることになってしまった。 雅人:退屈… 入院2日目にしてベッドで文句を言う雅人。 母親:自業自得でしょ!! 病院から電話もらった時は…ブツブツ 雅人:はいはい、ご心配おかけして、すみませんでした。 入院してからずっと母親から何度も聞かされた愚痴を中断させるため、雅人は耳を塞ぎながら謝った。 母親:もう!!ちゃんと聞かないんだから!! 母親は苦笑いをしながら雅人の身の回りの世話を終わらせ 母親:お母さん帰るけど、明日来る時何かいる物ある? 母親は帰り支度をしながら雅人に訊ねたが雅人は首を横に振った。 母親が病室から出て行くと雅人は伸びをしながら 雅人:それにしても… 退屈… 雅人はベッドの隣に立てかけられている松葉杖を掴むと 雅人:ちょっと散歩でもするかな… 誰かに言い訳するように松葉杖を使いながら歩き出し、タイミング良く来たエレベーターに乗り込んだ。
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