プロローグ

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西暦2006年 オーストリア、最悪規模の干伐。 2015年 「ポイントオブノーリターン」地球の平均気温が2度上昇。ツバル国消失。 2020年 IPCC第六次報告書公表。 2025年 「宇宙移民計画」発表。アメリカ、ロシアが共同で超大型機動宇宙ステーションの開発に着手。 2030年 陸地40%消失。紫外線の強力化ほぼ世界各国の冬はなくなり、夏は外にでられなくなる。 2038年 月で宇宙移民計画の一つである超大型機動宇宙ステーション、改め「セカンド・アース」が完成。 母国の陸地を消失した人々は強制的に宇宙へ移民させられる。 2040年 西暦を廃止。宇宙歴の採用。アメリカ、ロシアをはじめとする大国は、移民資金の援助を中止する。行き場を失った難国民は、なすすべもなく過酷な地球環境に耐えられず、次々と死んだ。 地球の人々と宇宙の人々で大きな溝ができる。 それから7年後……
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