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私は良一に好きと言われ一瞬ドキッとしてしまった。 でも素直に嬉しかった。 誰かに好きだと言われるのは久しぶりだったし、私の心の癒しである良一に想われているのが幸せだったからだ。     『僕とずっと一緒にいてね…』       『うん…』 と私は頷き返事をした。     それからの毎日はただただ楽しかった。 私は会社が休みの日は良一と一緒に買い物にでかけたり二人で夕食を作ったりした。 買い物にでかけるたび良一といることで周りの女性から浴びせられる羨望の眼差しが気持ち良く、一人優越感にひたっていた。   それほど良一はかっこよくまさか人形だなんて疑われることがなかった。   私はとても幸せだった…。
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