恋は電車の中で始まった

6/8
前へ
/8ページ
次へ
うとうとと、寝ていためぐチャンが、ゆっくり目を開く。     パッチリ。     見つめていた、俺と目があった。     と、思ったのは俺だけで。     「ん~…」     めぐチャンは、何度か目をまばたきして、眠そうな声を出した。     ずっきゅーん!!   何その行動。   いちいちツボりまくりなんですけど!!     ニヤけそうになる顔を、必死に抑える。     つか、今さらながら、気付く。     俺、グラサンしてんじゃん。     見てたってこと、気付かれるワケ、なかったんだっけ。  
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

71人が本棚に入れています
本棚に追加