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｢ブレイズノヴァ！｣
｢アクアスピン！｣
回避後、ヴリトラが宙から火炎放射で攻撃したが、水の魔力を帯びた槍を回転させ、琴水は火炎を防ぐ。
｢業-ゴウ-｣
｢光覇斬！｣
と、防ぎきった直後の隙をつき、火邑と涙が攻撃を仕掛けた。
岩槍と光の刃は、見事に琴水に命中する。
｢っ……！やったわね……！｣
琴水は傷口を押さえ、火邑達を睨みつける。
｢力の差は歴然だ。降参するなら、見逃してやる｣
｢言ってくれるじゃない……。私の本気を見せてあげるわ！｣
そう言った琴水の下に、魔法陣が現れた。
｢ゾディアックメタモルフォーゼ！｣
すると、琴水の身体が、メキメキという音を立てながら変形し始めた。
強い、禍々しい魔力が渦巻く。
｢なんだ……！？｣
火邑達は驚愕しながら、その光景を見ている。
やがて琴水は、巨大な、恐ろしい形相の鬼女の姿と化した。
手には頭蓋骨の形をした水瓶を持っている。
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