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俺がどんなに伊鈴の傍に居ても、お前が想うのは世界でたった一人
星斗だけだ…。
俺がどんなに『好きだ』って言っても、お前が俺に『好き』と言ってくれる事は無い。
いっそのこと、奪っちまおうか
伊鈴をめちゃくちゃにして、その瞳に俺だけを映させて。
けど
そんな事したって
お前の“心”を手に入れる事は無い…
離れていくだけなんだよな…
星斗が羨ましい。
伊鈴から『好き』という言葉が聞けて
伊鈴から『好き』って言葉が聞けるだけで、どんだけ幸せに感じるんだろうな…
――――――――
―――――
――…
――ポー…
―ピーンポーン―
チャイムが鳴る音が聞こえて、俺は目を覚ました。
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