学校の怪談 都市伝説

トイレの怪 苦しみの花子さん

みんなの学校には当然のことながらトイレという場所が存在する。
トイレと言えば、ほとんどの人は｢花子さん｣を思いつくだろう…。しかし、花子さんは悪い幽霊なのだろうか？この話は、僕の友達の小学校にまつわる花子さんの話しだ。

その学校のトイレにでると言われる花子さんは少し変わっているという。宿直の先生が夜、見回りをしていると三階の女子トイレの右からも左からも三番目のトイレから
｢うぅ…｣
と苦しむ声が聞こえた。恐る恐る先生がドアの前に立って
｢どうした？下校時間は過ぎてるぞ？｣
と言うと
｢うぅ…熱い…開かないよぉ。｣
と聞こえたので、先生がドアを開けるとそこには六歳くらいの女の子が防空頭巾をかぶって苦しんでいたらしい。

恐らく戦争時代に死んだ少女の幽霊だったのだろう。