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理科室の怪 動く模型
理科室…そこは、学校の中でも特に違う雰囲気をかもちだしている場所だ。人体模型や、標本、ホルマリン漬けなど…今回はその理科室の話だ。
ある学校の理科室に人体模型がある。この人体模型は、夜になると学校中を歩き回るという。その噂を聞いた。CとDはホントかどうかを調べるため、学校に夜中に忍び込んだ。
夜の九時くらいだろうか…。理科室の前に着いた。
CとDは、理科室のドアを開けた。電気を付け、人体模型の方に目をやると……人体模型は……そこにあった。
「なぁんだ、やっぱり嘘だったんだぁ。あぁつまんねぇ~。」
「期待して損したね!俺たちが来た証拠に黒板になんか書いていって明日みんなに自慢しようぜ!」
と言い黒板の前に行きチョークを持った瞬間、電気がパチパチッと切れてしまった。
「電気がなんで切れるんだよ!まぁ関係ないや、書いてこうぜ!」
2人が黒板へ落書きをするのを夢中になってると
「いてっ。おい何お前俺の尻ちみくってんだ!」
「バカ、俺はお前とこんなに離れてるのにちみくれるかよ?」
「えっ?じゃぁ誰が?」
恐る恐る懐中電灯を裏にやると、そこには人体模型がいた。2人はその場で気絶してしまい気づいたときは次の日の朝だった。
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