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体育館 バスケットボールで遊ぶ幽霊
体育館には亡くなった子供の幽霊があつまりやすい…なぜなら、体育館には子供が遊ぶための道具がたくさんあるからだ。今回は体育館の話。
ある小学校の体育館に夜、ボール遊びをする幽霊がいると噂が流れた。
子供たちがその噂を怖がり体育館で遊ぶ子が1人また1人と減っていった。ある日子供たちが隠れん坊をすることになり、ある子(a男)が体育館に隠れた。その子はそのまま寝てしまった。
目が覚めたのは、夜8時くらいで足早に体育館から出ようとすると
「ボーン、ボーン。」
とバスケットボールをつく音が響いた。a男が振り返ると白い影ぼんやりとあった。逃げようとすると
「ねぇ、遊ぼ?」
と言ってきた。a男が
「何して?」
と聞くと、白い影はバスケットゴールを指さし
「フリースローやろ。」
と言った。a男はやってみることにした。
白い影の子はとても、上手かった。
a男もバスケ部として負けるわけにはいかなかったが、フリースローを外してしまった。
白い影はそれを見て微笑んで消えたという。
恐らく生前はバスケ部だったが、何らかの事故で亡くなったが、その事を知らずにさまよう浮遊霊なのだろう。
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