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桜子「夜トイレに行きたくなったら鶇着いてきてよね?」
鶇「ここは昔お寺だったんだよ?そんなの(幽霊なんて)出ないって」
そんな話しをしながら中庭に着いた。
香織「池の近くに見掛けない子がいるよ?あんなこ私たちの学校にいたかしら?…」
香織の視線を追って桜子と鶇は振り向いた。
すると違う高校のセーラー服を着た少女が池の前に立っていた。
鶇のいつもの好奇心で少女に話し掛ける。
鶇「ネーネー☆アナタ何処高校?何歳?名前は?」
少女「……。」
香織「鶇、質問しすぎだよ!!」
桜子「ソーダヨ!ごめん気にしないでね」
少女「…キ…」
桜子「へ?」
少女「椿[ツバキ]」
桜子「椿チャンって言うの?あたし桜子!よろしく☆」
鶇「椿チャンはどうしてひとりでここにいるの?近くにでも住んでるの?」
香織「鶇ってば…」
椿「……」
椿は桜子をジーッッと見つめた。
桜子「イ、行こうよ鶇、香織…」
椿が何かを見て走って逃げた。
桜子「?」
鶇「?」
香織「?」
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