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君主から手渡された資料はあまりに少なかった。
シエル「少なすぎる。」(軽く舌打ち)
シエル「顔、年齢すら分かっていないなんて。」
確かに、城に引きこもり、国を引き上げているのだから、なかなか表の情報は無いのだろう。
少し悩んだ末、俺はダイアルを回していた。
シエル「リーナリ王室についての資料を。」
俺はそれだけ言うと電話を切った。
この仕事には情報が欠かせない。
闇のマーケットには、意外な情報がころがっている。
あとは連絡を待つばかりだ。
君主からの高級紙の呼び出し状に火をつけた。
シエル「証拠は残さないっと。」
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