。+* ヴァンパイア *+゚

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――――― ――――――― 「私の血、吸って??」 真っ直ぐに、 俺の瞳を見て言う翠爛。 は……;? 勘弁してくれ…… 折角、 自身を保ち… 我慢しているというのに? 自ら、“吸って”なんて言われたら我慢出来る訳がない……; 少し俯いた後… 余裕のある表情を無理矢理作って…… 「クスッ…肩震えてるぞ??それに、初夜に翠爛の処女貰う時に一緒に血も貰うから急がなくても良い。 それとも… そんなにシて欲しいのか??」 からかい混じりに言うと… 「うん。」 と即答で返事が帰ってくる。 「…今すぐ……吸って欲しい。 私の我が儘、聞いてくれないの??」 翠爛は近寄って来て、 俺の目の前に座り… ギュゥッ… と抱き着いて来た。 もう…… 我慢出来ない…… .
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