。+* ヴァンパイア *+゚

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「ぇッ…;ぁッ;瀧ッ?!!何で倒れ…?」 いきなりの事で、 慌てる翠爛。 そんな姿に軽く嫉妬を覚えるが…… 馬鹿らしいと、 自分を諌める。 「アイツは大丈夫だから、心配しなくて良い。そのまま寝かせておけば直に目を覚ます。」 宥めるように言う。 「…どう、しちゃったの;??」 それでも、まだ心配する翠爛。 まぁ、当たり前かもしれない。 だから… 「……今、見た事の記憶を消しただけだ。」 サラッ… と何でもないように言う。嘘の事を… 「ぇッ……;?!!」 と驚いて、目を真ん丸くする翠爛が居た。 「どうしたんだ??」 言いたい事なんて分かり切っている…―― 少なからず… 記憶操作や… 血を喰らうヴァンパイア…… つまり… “俺”に恐怖感が沸き上がったのだろう…―― 気付かないようにしていたが… 俺の瞳の色が変わった時にもこんな顔をしていた。 歯車が壊れ… どんどん合わさらなくなっていく...
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